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・矢口新のトレードセンス養成ドリル Lesson2


・ドリルをはじめる前に


このドリルは、価格変動の本質を知り、その対処の仕方を知ることで、相場で起こり得る様々な状況に対応できるトレードセンスの養成をはかるものです。

相場の動きに振り回されないためには、ぶれない軸となるものが必要です。まずは、なぜ相場が動くのかを知り、どのように対処するのが最も効率的かを知るために、「価格変動の本質」「投機と投資(意欲と事情)」「プライスアクション理論」に一通り目を通して下さい。私はこの3つを合わせて「タペストリー・プライスアクション(TPA)理論」と名付けています。この部分はレッスン1を読まれた方は、読み飛ばしていただいて結構です。

次に、個人投資家の方が直面するであろう個々のケースを、3択問題のドリルとして提供していますので、正解だと思われるものを選び、その解説に目を通してください。レッスン1では35問でしたが、このレッスン2は50問となっています。

このドリルは、価格変動の本質を利用した最も効率的な運用理論だと私が信じる「TPA理論」を、実際の運用に即したケースバイケースで理解するには非常に役立つものです。

TPA理論が特長的なのは、この理論が研究室で考え出されたものではなく、現場での売買のなかから導き出された「職人の一理屈」であることです。大工が木を知り、板前が魚を知るように、現場のディーラーは値動きというものを熟知しています。「こんな時は、こうすればいい」と親方が弟子に教えるつもりで本書を書きました。

私はプロのディーラーとして、東京、ニューヨーク、ロンドンの三大市場で為替や債券の売り買いをしてきました。修業時代には3カ月ほどシンガポール市場にも行かせて貰いました。現在は、投資顧問会社を経営する傍ら、他社で日本株の売買を行っています。相場の奥は深くまだまだ修行は終わっていませんが、それでも相場歴は30年近くになってきました。

相場では、常に売り手に対して買い手がいるように、様々な考え方、事情を持った人たちが参加しています。したがって、相場への取組方も様々で、「TPA理論」だけが正しい運用方法というわけではありません。とはいえ、個人投資家の方々が、ぶれない軸とできるしっかりとした理論に巡り会える機会がそれほど多いとも思えません。

まず、ドリル問題の目次に目を通して皆さんの目で判断して下さい。そして解説を読むことを通じて、「TPA理論」が皆さんのぶれない軸になり得ると思われたら、その軸をもとに、自分なりの修正を加えてください。相場は自分で判断するものです。無批判の適用では、どこかで落とし穴にはまります。また、軸にはなり得ないと結論づける方々にも、相場をより深く理解するきっかけにはなるかと思っています。

ドリルに用いた問題と解説は、インターネットの本屋さん「マネーのまぐまぐ」に掲載されたものをベースに、より理解が深まるように大幅に加筆しました。特に【TPAの視点から】に、資金運用に関するポイントをまとめています。「マネーのまぐまぐ」の連載は継続中で、新しい問題が毎週でますので、本書を読まれた方々も、ぜひ閲覧、購読してください。こちらは無料です。(http://money.mag2.com/invest/tradesense/) このドリルの刊行にあたっては、株式会社まぐまぐの浅尾直樹、北本治、吉田正憲の各氏、パンローリング株式会社の後藤康徳、磯崎公亜の両氏に多大なる協力を仰ぎました。各氏をはじめ、本ドリルの刊行を可能にしてくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。


2008年9月   矢口 新


目次

まえがき


・価格変動の本質
・投機と投資(意欲と事情)
・プライスアクション理論


・トレードセンス養成ドリル問題目次(全50問)


●ニュースに関する問題 1
アメリカで政策金利の引き上げが決まりました。以下の3つの日本株の業種のうち、このニュースが株価の上昇要因になると思われるものはどれでしょう?

(1)自動車
(2)建設
(3)食品


●ニュースに関する問題 2
あなたは少し前から外国為替証拠金取引(FX)を始め、今は米ドル/円の取引をしています。そんな時、南米のある国で紛争が勃発しました。経済的にも混乱し、その国の通貨は、対米ドルで4分の1ほどにまで暴落しました。ここで儲けを出すにはどうするのが一番良いでしょうか。

(1)ドルは危機に強いので、ドル買い円売り
(2)アメリカは紛争地域に近いので、円買いドル売り
(3)事前にスタンスを決めず、値動きに従う


●ニュースに関する問題 3
四季報が発売され自分の持ち株を見ると、大幅増益というコメントや営業利益30%以上の増額修正など、株価の上昇が期待できそうです。しかし、次の日から1週間ほど様子を見ましたが、株価や出来高に変化はありませんでした。どのようにするのが適切でしょうか?

(1)見切りをつけて売る
(2)良いチャンスなので買い増しする
(3)我慢する


●ニュースに関する問題 4
5%ルールで、持ち株に有名ファンドの買いが入ったのを確認しました。しかし、なぜか株価は下がる一方で、もう少しで損切り幅を超えてしまいそうです。どのようにするのがいいでしょうか?

(1)そのまま保持
(2)損切りする
(3)ファンドが買っているのでなんぴんする


●ニュースに関する問題 5
「消費税は近い将来、2%程度引き上げるのが適当」と発言していた首相率いる政権与党が選挙で勝利しました。その際、日経平均はどのように推移すると考えられるでしょうか。

(1)政権与党の勝利は政治の安定につながるため上昇する
(2)消費税引き上げは消費を冷やし景気減退効果があるため下落する
(3)消費税引き上げの時期が判明するまでは様子見のため大きな動きはない


●ニュースに関する問題 6
大証で金のETFが買えるようになり、あなたは純金に興味を持ちました。金の価格は毎年上昇しているようです。余裕資金を運用しているあなたが、この機会に純金をポートフォリオに加える場合、どのような形で追加をすればいいでしょうか?

(1)毎月少額からできる純金の積み立て預金をはじめる
(2)いざという時にすぐ換金できる金のETFを買う
(3)最近名刺をもらった先物取引の営業マンに相談をする


●ニュースに関する問題 7
世間では曲がり屋として有名な株式アドバイザーが、あなたの持ち株を推奨しました。どのような行動が良いでしょうか?

(1)相場で噂話はよくあること、値段を見て状況判断する
(2)ケチがついたので、一旦手放すのが無難
(3)持ち株を売却し、追加で空売りを仕掛けてみる


●ニュースに関する問題 8
インターネットの株関連掲示板を見ていると、自分の持っている株について、元従業員らしい人物が下方修正の可能性や経営陣を批判する書き込みをしていました。株価はそれほど下がっていませんが、今後どのようにするのがよいでしょう?

(1)IRに電話して確かめてから判断する
(2)真偽を確かめられないインターネットの書き込みは無視する
(3)本当でなくても噂で株価が下がることもあるので、下げ始めたなら売る


●ニュースに関する問題 9
G8で米国の要人が「行き過ぎたドル安は是正すべき」と発言しました。あなたが自動車産業など輸出関連の日本株を保有している場合、どうするのがよいでしょう。

(1)要人の発言の影響はそれほど大きくなく、引き続き円高ドル安となる可能性が高いので、下がり始める前に売る
(2)行き過ぎたドル安は是正され、円安ドル高となる可能性が高いので、保有したままでいる
(3)実際の値動きを見てからでも遅くないので、とりあえずは様子を見る


●ニュースに関する問題 10
ある製薬会社がHIVの特効薬の開発に成功したと報道されました。それまで低迷していたこの製薬会社の株価は、このニュースを受け急騰しました。しかし、まだ何とかあなたの手に届く株価です。このような場合、どうするのがよいでしょうか。

(1)急騰したのであれば、一時的にでも値を下げる可能性が高いので、空売りを仕掛ける
(2)薬が一般に流通した際の業績へのインパクトを期待し、高値圏であっても手が届く今のうちに買っておく
(3)非常にインパクトの大きなニュースで、今後どのように動くか読みづらいので手を出さない


●投資心理に関する問題 1
あなたはこれから投資を始めようと思っています。どの程度の勝率を目指すべきでしょう。

(1)10割
(2)5割
(3)3割


●投資心理に関する問題 2
スイングトレーダーのあなたは信用取引を含めた大きなポジションを持っていて、含み益が30%ほど出ています。1日の変動幅は月給を超えるほどです。ところが来週から海外出張の予定が入りました。どのようにすればいいでしょうか?

(1)利を伸ばすためにも現地からアクセスして相場を見る
(2)一旦利益を確定させる
(3)左遷を覚悟で出張を拒否する


●投資心理に関する問題 3
出来高を伴い世界の主要株価指数が下落しています。日経平均もバブル崩壊後の最安値に近づいてきました。そういう状況で、あなたはまだボーナスを使っていないことに気づきました。これを使う場合、どのような戦略がいいでしょうか?

(1)最安値で買うために、分割で買い下がる
(2)安値を買えなくても、相場が反転したのを確認してから買う
(3)相場が不安定な間は、キャッシュで持つ


●投資心理に関する問題 4
米国のバーナンキFRB議長が中国経済の見通しは暗いと発言し、あなたが持っていた資源株や鉱山株は大幅に下落しました。損切りした数日後、中東情勢が深刻化し、少し前に保有していた資源株や鉱山株は急反発しています。精神的に参っているあなたはどのように対応すればいいでしょうか?

(1)再び資源株や鉱山株を買い直す
(2)精神的に参ってるので、様子見を決め込む
(3)少し前の値段まで戻ると想定し、カラ売りをしてみる


●投資心理に関する問題 5
株式の短期トレードを始めて半年ほどになりますが、損切りの連続で儲けられず、相場に向いていないのではとも思っています。今後、どのようにするのがよいでしょうか?

(1)向いていないと判断し、相場から離れる
(2)半年程度では判断できないので、引き続き損切りを心掛け続ける
(3)損切りの仕方が株に向いてないかもしれないので、他の方法や、為替など他の商品を試してみる


●投資心理に関する問題 6
あなたが利食った後、その銘柄がさらに値上がりし、上げ幅の半分も取れなかったことが何度か続きました。「損小利大」を心がけているつもりでしたが、我慢が足りなかったのかもしれないと思っています。今後はどのようなスタンスが最も望ましいでしょうか。

(1)利食いを急ぎすぎているので、もう少し我慢するようにする
(2)半分近くも取れれば十分なので、今のままのスタンスで続ける
(3)いったんは利食ったあと、さらに値を上げるようであれば買い戻す


●投資心理に関する問題 7
あなたは相場に慣れ親しみ、商品先物などでもある程度利益を出せるようになりました。しかし、両親からは「先物なんてギャンブルと一緒だ。儲けているうちに早く足を洗え」と言われます。相場、特に商品先物はギャンブルなのでしょうか。

(1)先物はギャンブルと考えたほうがよい
(2)先物はギャンブルではない
(3)先物はギャンブルではないが、その要素もあると考えたほうがよい


●投資心理に関する問題 8
あなたは余裕資金で株式投資を始めようと思っていますが、まだチャートの読み方などは分かりません。初めて株式投資をする場合、どのようにするのがよいでしょうか。

(1)雑誌などのアナリストが推奨する銘柄を買う
(2)分からないなりにチャートを眺めて、目ぼしいと思った銘柄を買う
(3)自分が気に入った会社のファンダメンタルズを調べ、割安だと思ったものや、成長性があると思った銘柄を買う


●投資心理に関する問題 9
あなたはテクニカル指標をもとに短期トレードを行っています。しかし、サインに基づいて売買しても、「騙し」の場合が多くなかなか利益を上げられません。今後はどうするのが良いでしょうか。

(1)騙しはつきものなので、損切りを心がけ積極的にトレードする
(2)テクニカル指標を参考にしつつも、迷うようであれば行動しない様子見の姿勢を身につけるよう心がける
(3)テクニカルは向いていないので、ファンダメンタルズ分析に転向する


●投資心理に関する問題 10
あなたはこれまで余裕資金を預貯金のほかに日本国債で運用してきましたが、食料品などの値上がりに金利が負けるようになってきたので、株式運用に挑戦しようかと考えています。しかし、株式市場は全体的に軟調で、なかなか購入に踏み切ることができません。このような時、どうするのが良いでしょうか。

(1)下げ相場でも儲けられる空売りに挑戦する
(2)初心者は空売りには手を出さず、軟調な中でも値上がりしそうな銘柄を探し購入する
(3)市場全体が好転するまでは手を出さない


●個別銘柄に関する問題 1
あなたが保有する株式の出来高が前日に比べて急増しました。これは売りサインでしょうか? それとも買いサインでしょうか?

(1)売りサイン
(2)買いサイン
(3)場合による


●個別銘柄に関する問題 2
あなたが購入のタイミングをはかっている銘柄が、買い残が積み上がりながらしばらく続落し、数日間横這った後、安値を抜いたことをきっかけに通常の数倍の出来高を伴って急落しました。ここであなたがとるべき行動は、、、

(1)絶好の買い場が到来したと判断し、その日のベストのタイミングで買う
(2)想定以上の下落で、リスク管理が難しいので、他の銘柄を探す
(3)これだけではまだ分からないので、様子見を続ける


●個別銘柄に関する問題 3
あなたが保有する株に、いきなり仕手らしき買いが入りストップ高まで暴騰しました。どのように対応するのが最も適切でしょう。

(1)とりあえず利食いする
(2)上値を確認し、下げ始めるまで保有し続ける
(3)半分だけ利食いして、もう半分は下げ始めるまで待つ


●個別銘柄に関する問題 4
気になっていた株の出来高が増加し、上昇トレンドに入ったようです。しかし、この株は東証2部の銘柄で買い気配と売り気配の差が離れており、成行で注文を出すと、3%ほど不利な価格で約定してしまいそうです。どのように対応すればいいでしょうか?

(1)買い気配と売り気配の差がある銘柄はトレードしてはいけない
(2)トレンドに乗り、成行で注文を出す
(3)買い気配に近い価格で指値注文を出す


●個別銘柄に関する問題 5
画期的な製品の開発に成功したと報じられた理由で、ある企業の株は3日連続でストップ高になりました。その後、値段は下がらず、3カ月ほど横ばいの状態が続き、出来高も落ち着いた様子です。このような株は、どのようにすればいいでしょうか?

(1)そのうち値段が下がるのでカラ売りをする
(2)3カ月も横ばいが続き、値下がりのリスクは少ないので買いを入れる
(3)展開が読めないので、その株は見送る


●個別銘柄に関する問題 6
あなたはチャートを意識してある株を買いました。買って数週間後、含み益が3割ほど出た頃に、まだ割安だっためか海外ファンドがTOBを表明しました。今後TOBが失敗し、株価が下落するかもしれませんが、さらに値上がりする可能性もあります。持ち株はどのようにすればいいでしょうか?

(1)日本で買収を行うのは難しいので、持ち株は売り、カラ売りをする
(2)買い遅れた投資家の買いで値上がりを想定し、買い増しをする
(3)持ち株は全部売り、利益を確定させる


●個別銘柄に関する問題 7
会社勤めが忙しいあなたは、自分が買った銘柄の値動きをしばらく見ていませんでした。ある日、新聞を読むと持ち株が上場来最高値をつけたという見出しを発見しました。出来高を見ると落ち着いた感じで、投機的な上げではなさそうです。どのようにするのがいいでしょうか?

(1)そのまま保持
(2)一旦利確する
(3)買い増しをする


●個別銘柄に関する問題 8
買って間もない自分の銘柄が株式雑誌に待望銘柄と紹介されました。発売当日は出来高を伴い1日で15%ほど値上がりしましたが、その後は下落する一方で、もうすぐ利が消えそうです。どのようすればいいのでしょうか?

(1)損小利大を心がけているので、そのまま保持する
(2)雑誌を見て買った人がいるので手仕舞い、空売りをいれてみる
(3)一旦手仕舞う


●個別銘柄に関する問題 9
コーヒーが大好きなあなたは、株主優待にひかれてコーヒーショップの株を購入し、3カ月後の権利確定日を待っていました。しかし、コーヒー豆の不作が伝えられ、持ち株の価格が持ち値から2割ほど下落しました。このような場合、どうすればよいでしょう?

(1)3カ月で値を戻すことを期待し、とりあえずは確定日まで保有する
(2)優待目当てで含み損を抱えるのはナンセンスなので売却する
(3)空売りで含み損をヘッジし、確定日まで我慢する


●個別銘柄に関する問題 10
あなたは革新的な技術を次々と発表しているある企業に目をつけましたが、高値圏のためなかなか手が出せませんでした。そんな時、その企業の社長の個人的なスキャンダルが発覚し、株価は大きく下げました。そんな時はどうすればよいでしょうか。

(1)本業とは関係のないスキャンダルなので、チャンスと捉えて買う
(2)下げのトレンドを追いかけ、空売りを仕掛ける
(3)不祥事の影響が読みきれないうちは手を出さない


●資金管理に関する問題 1
あなたが750円で購入した銘柄が700円にまで値下がりしました。増益見通しなので持っていたいのですが、最も適切な対処法はどれですか?

(1)即座に売り、損を確定させる
(2)下値で買い増し買値の平均を下げる
(3)反発を期待し保有し続ける


●資金管理に関する問題 2
あなたの証券会社の口座には1,000万円あります。300万円程でポジションを新規建てする場合、どのように仕込むのが戦略上有利でしょうか? 流動性は気にしないものとします。

(1)一括で注文する
(2)分割して注文する
(3)どちらでもいい


●資金管理に関する問題 3
株式投資をはじめたあなたはチャートや新聞のニュースを参考にいくつかの銘柄を買いました。その後、半年ほど経って、新しい株を買いたいと思っていますが、現在持っているどの株を手仕舞えばいいでしょうか?

(1)マイナス15%ほどの含み損が出ている銘柄
(2)プラス15%ほどの含み益が出ている銘柄
(3)全く値動きのない銘柄


●資金管理に関する問題 4
株式市場や為替など相場は大まかにわけて、トレンド相場と保合(もちあい)相場の2つがあると言われています。保合相場は一定のレンジで価格が上下し、トレンド相場は価格が上がり続けたり、下がり続けたり一方的な値動きをします。初心者でも利益が出しやすい相場はどちらでしょうか?

(1)保合相場の方が初心者は利益が出せる
(2)トレンド相場の方が初心者は利益が出せる
(3)リスク管理を徹底すればどちらの状況でも利益が出せる


●資金管理に関する問題 5
あなたは有給を取り、日経平均先物のデイトレードをしていました。しかし、コンピューターの調子が悪くなり、急に立ち上がらなくなりました。運が悪いことに、総資金に対して、大きめのポジションを持ったままです。どのように対応するのが良いでしょうか?

(1)証券会社に電話をして、利食いと損切りの注文を入れる
(2)証券会社に電話をして、損を覚悟で成行決済をする
(3)今日の東京市場、今夜のニューヨーク市場ともに大きなイベントがなさそうであれば、明日、会社のPCで決済をする


●資金管理に関する問題 6
日経平均が暴落したにも関わらず、あなたは現金比率が高く、大きなダメージは受けませんでした。RSI、ボリンジャーバンドなど逆張り系のテクニカル指標では、多くの銘柄に売られ過ぎのサインが出ています。またチャートを見てもこれまで2、3カ月ごとに暴落しており、今回はその2カ月目に当たり、すぐに反転するようにも思えます。ここから買っても良いのでしょうか?

(1)逆張りで買った場合、下がり続けることも多いので避ける
(2)指標や日柄から考えて成功率が高そうなので買っていい
(3)頭は他人にくれてやり、反転を確認してから買いの注文を入れる


●資金管理に関する問題 7
あなたは老後に備えるためのポートフォリオを検討しています。その際、最も適切でないのはどれでしょう。

(1)最終的には生活費として日本円に替えなければいけないので、円高のリスクを考慮し、外貨は極力避ける
(2)株式だけでなく、流動性が高いものであれば、債券なども組み込む
(3)株を中心に組み立てるのであれば、同じセクターの銘柄だけでなく全く関係のなさそうなセクターの銘柄も加える


●資金管理に関する問題 8
あなたは朝、ある銘柄に買い注文を入れてから出勤しました。昼休みになり、注文内容を確認すると、1桁多く注文を出しており、満玉に近い約500万円のポジションを取っている状態でした。ただ幸いにも5%程度の利が乗っています。このような場合、どうするのがよいでしょうか?

(1)間違いなので、利が乗っている今のうちに急いで手仕舞う
(2)早くも利が乗っているので、保有し続けてさらに利を伸ばす
(3)半分手仕舞い、半分保有し続ける


●資金管理に関する問題 9
あなたは余裕資金で株式投資を行っていますが、購入した銘柄が値下がりすることが多くあります。その都度、機械的に損切りをしていますが、それでは全く儲けが出ず、手法を変えるべきかと考えています。そんな時、友人がナンピン買いで利益を出しているという話を聞きました。ナンピン買いはリスクはありますが、ただ機械的に損切りをするよりは儲けにつながりそうな気もします。投資にナンピン買いを取り入れるべきでしょうか。

(1)ナンピン買いはどのような場合でも避ける
(2)ナンビン買いでは、その後も下げ続けると損が広がってしまうので、今後値上がりすると思われる要素がある場合だけ使用する
(3)相場は必ず上下するもので、ナンピン買いで利益を上げられる可能性も十分あるので、常に選択肢の1つに入れておく


●資金管理に関する問題 10
あなたは総資金500万円のうち、150万円で新興株などに投資しています。ある朝、ニューヨークの大幅下落を受け、東京市場も全面的に大きく下げ、あなたの持ち株も全て下落しました。持ち株の含み損は、その日の前場だけで10%程拡大しました。しかし、下げ幅を見ると売られすぎのようで、実際、一部の持ち株は後場に入って多少の反発を見せました。このような場合、次の3つの答えの中で最も適切な対応はどれでしょう。

(1)保有している株は戻りを期待しそのままにし、それまで押し目がなくて買えなかった銘柄で大きく下げたものがあれば新規で買う
(2)戻るかもしれない期待より値下がりした事実を重く見て、ひとまずは全て手仕舞う
(3)相場全体が落ち着くまでは売買を控えて様子を見る


●その他の問題 1
あなたは父親の遺産としてある銘柄を相続しました。調べてみると、数カ月前に不祥事が発覚し大きく値を下げた後、そのまま横ばいの状態でした。この銘柄をどうするのが最もよいでしょうか。

(1)これ以上値下がる前に早々に売って利益を得る
(2)元々コストはかかっていないので、反発を期待して保有し続ける
(3)ここから下がる可能性も上がる可能性もあるので、半分売却し、残りは保有し続ける


●その他の問題 2
ニューヨークWTI原油先物の価格が上がり続けているにもかかわらず、日本の東工取原油先物の価格は、ファンドの大量空売りで下げ続けています。あなたが、原油の買いポジション(半年先の期先)を持っていた場合、どう対処するのが適切でしょう。

(1)ファンドの踏み上げを狙い買いポジションをキープする
(2)ファンドに追従し売りポジションに変更する
(3)ポジションをいったん手仕舞う


●その他の問題 3
あなたは今年社会人になったばかりの知人から自社株を買ってもいいか? という質問を受けました。話を聞くと入社する会社はベンチャー企業で最近上場して勢いがありそうです。自社株を買う場合、会社から補助金が出るみたいです。さて、どのようにアドバイスをすればいいでしょうか?

(1)先行きが見えない時代なので、自社株ではなく他社の株の購入を薦める
(2)仕事のモチベーションを上げるためにも、自社株の購入を薦める
(3)若いうちは遊んだ方がいいので、他のことへお金を使うように薦める


●その他の問題 4
トレードの経験を積み、あなたは相場のリスクを理解するようになりました。今後、取引の戦略を増やすために信用口座を開設したいと思います。しかし、個人投資家は信用口座は開設しない方がいいという話も聞きます。どのようにすればいいでしょうか?

(1)一般の投資家は信用口座を開設しない方がいい
(2)空売りはいいが、信用買いは避ける
(3)リスクを理解しているのであれば、信用口座を開設しても問題ない


●その他の問題 5
最近、会社の同僚が深夜の Globex で日経平均先物の動きを見て翌日の相場の予想を練っていると聞き、興味を持ちました。Globex は夜更かしをしてでも見るべきでしょうか。
(1)非常に参考になるので、夜更かしをしてでも見たほうがよい
(2)専業トレーダーでない限り、大きなイベントの直前直後など、特に値動きがありそうなときだけ見ればよい
(3)やりだしたら切りがないので、夜更かししてまで見る必要はない


●その他の問題 6
景気が回復したという報道にも関わらず、日経平均は足踏みしています。あなたは日本の株式市場にいったん見切りをつけ、話題の中国株、ベトナム株にチャレンジしてみたいと思っています。また、FX取引などにも興味があります。チャートの読み方を誤らなかったり、損小利大を守れば、どこの市場でも勝ち残れるのでしょうか?

(1)正しいチャートの読み方、損小利大を守れば、どの市場でもリターンを狙える
(2)日本の株式市場の経験は、日本の株式市場でしか通用しない
(3)日本の株式市場の経験は、世界の株式市場で活かせるが、FXなどでは使えない


●その他の問題 7
これから株式投資をはじめるあなたはチャートやテクニカル指標の勉強をしたいと思っています。どのように学ぶのが効率的でしょうか?

(1)チャートソフトを使って、色々な銘柄や色々なテクニカル指標を眺めてみる
(2)色々やろうとせず、1つの銘柄の値段だけを追ったり、テクニカル指標を1つずつ覚えていく
(3)まずは、手書きのチャートからスタートする


●その他の問題 8
外国人の日本市場への注文は株価に大きな影響を与えるという話を聞きました。市場の寄り付き前の外国人の売り注文・買い注文の動向は、手間がかかっても調べた方がいいのでしょうか?

(1)外国人の売買注文の動向は個人投資家にとっても非常に参考になるので、積極的に調べ、自分のトレードに活かす
(2)外国人の売買注文の動向は大雑把な数字なので、参考程度に見る
(3)外国人の注文に振り回されることになるので、意識的に見ない


●その他の問題 9
あなたは成長が見込める資源国への投資の一環として、南アフリカ・ランドを買うことを考えています。ドルやユーロに比べて金利が高いことも魅力ですが、あまり馴染みはありません。一般の投資家がこうした馴染みのない国の通貨で取引をしてもよいでしょうか。

(1)情報が限られているので取引は避けたほうがよい
(2)資源が豊富なうえに高金利なので、中長期の投資目的で保有するのがよい
(3)流動性の低い通貨は価格変動が大きいので、キャピタルゲイン狙いの投機目的で取引するのがよい


●その他の問題 10
なかなか損切りできないあなたは、証券会社のパンフレットでeワラントの存在を知りました。損は投資金額に限定されており、利益はレバレッジが効いていて株式投資より大きいという金融商品です。個人投資家がeワラント取引をやってもいいのでしょうか?

(1)損失限定でリターンが大きいのでおすすめできる
(2)損失限定とはいえ、難しい金融商品は手を出してはいけない
(3)相場の経験が豊富な個人投資家のみ手をだしてもいい




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